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turiheta.hatenablog.com
大好きな遠投カゴ釣りのスピニングタックルについて書きます。自分はカゴ釣り歴は5年ほどです。大体伊豆諸島に遠征した時にやっています。
カゴ釣りの魅力は,時に思いもよらない魚が釣れることだと思います。特に離島ではいろいろ魚が釣れるのでめちゃくちゃ楽しい。エリアトラウトやシーバスに中々はまらないのは,「思いもよらない魚が釣れる」という要素が少ないからかなぁと思っています。その点海,とりわけ離島は素晴らしい!
皆さんもぜひ足を運んでみましょう。
ロッド
昔シマノホリデー磯4-53(1万ちょっと)
→現在ダイワ波濤遠投4-53(3万ちょっと)
右端ホリデー磯。右から2番目波濤
ロッドは硬い方が自分は好きです。何故なら飛距離が出しやすいから。実際波濤に変えてから明らかに飛距離変わっていると思います。
ホリデー磯は振り切ったあとに竿先がペニャペニャしてストレスが溜まりましたが、波濤はそれがありません。それでいてあたりを弾かない柔らかさも持ち合わせる完璧なロッド。
スピニングで気持ちよく飛距離を出したいなら最低このクラスのロッドが必須じゃないかなーと思います。そのくらい変わりました。(飛ばせば良いというものでもない。でも,遠くまで飛ばすの気持ち良いんです!)
波濤は誘導Kガイドなんですが,この動画(https://youtu.be/y4XRcRK0ZjU)を見るとその恩恵も受けていそうです
良いところ
・硬くて飛距離が出せる
15号のカゴでかなり飛ばせます。18号くらいまではまあ問題なく投げれるかなという感じです(メーカー推奨は~15号)。投げ竿+磯竿のような印象で,かっ飛ばせます。
・曲がりはちゃんとしている
さすがダイワ!って感じの曲がり。
悪いところ
・硬くて小さい魚とのファイトは楽しめない
これはしょうがないです。飛距離を出す&大物に対応しようとするとどうしてもここは犠牲になります。30cmのメジナはついているかわからなかったです。でも40cmのシマアジはゴンゴンきます。
固めで本当に飛ばしやすいです。スピニングリールはシマノ派ですが,ダイワの磯竿は本当に素晴らしいと思います。
あとは大島という竿が+5000円くらいで、かなり人気です。波濤より軽くて、なにより名前が素晴らしいですよね。
2022/2/28追記
竿を買い替えました!
→現在ダイワメガディス4-50HR・N(5万ちょっと)
turiheta.hatenablog.com
理由は上の記事に書きましたのでそちら参照で笑
リール
昔:ワールドスピン(5000円くらい)
→現在バイオマスター6000XG(2万くらい)
ワールドスピンの弱点
・重い籠を使うと、ハンドルがガタガタに。
・回収が遅く手返しが悪い。
この2点が弱点でした。これを解消すべく買ったのがバイオマスター6000XG。波濤にしたことによって飛距離が出るので、それを112cm/巻のXGでゴリゴリ回収します。今のところ大変満足です。流石バイオ。
不意の大物にも対応できます。離島で行うことが多い泳がせ釣りと兼用でき,ライトじゃないショアジギングにも使えるので,最低1つはこのサイズのリールを持っておきたいところ。泳がせ釣りで70cmのカンパチ釣った時もこのリールでしたね。
シマノはバイオマスターSWは廃盤として、ほぼ同価格の代替機種としてNEWストラディックSWを2020年11月発売するそうです。これから買うならこちらでしょう。XGがよいです。
投げ用やカゴ用リールでも良いんですが、ルアーにも泳がせにも兼用できるものを選んでます。離島釣行は荷物をいかにコンパクトにまとめるかも大切ですからね
PEは3号巻いてます↓
ライン
PE3号。ナイロンorPEになると思いますが、自分はPE。PEにしておけば、「ちょっとルアーやりたいな」ってときにも対応可能です。
ナイロンだと糸癖ついたりして巻き替えをしなきゃなりませんが、PEはそういうことないので好きです。あとは細いので飛距離も出ます。
3号にしているのは、泳がせ釣りと兼用したいこと、耐久性、糸が絡んだときに1〜2号は復帰が厳しいことなどから。
そしてPEを使う上で気を付けて欲しいのが、キャスト時です。細いPEラインはもちろん飛距離が出るのですが、指への負担が大きいです。もしものことを考え、絆創膏やそれ相応の対策をした方が良いと思います。
私が使っているのはDUELのHARDCOREです。
HARDCOREの良いところはずばり!
・安い
これが1番大事。中華製でないPEの中では最安クラスじゃないでしょうか
・それでいてきちんと使える
使えないと意味ないですからね。1, 1.2, 1.5, 2, 3号のHARDCORE使ってきましたが,フツーに使えます
安くて使えるので満足です
ウキ止め
道糸(リールに巻いてある糸)がPEなので,PE対応の細いやつを使います。1番細いやつを買うのが間違いないと思います。PE対応でないと滑ってしまい、止まりません。滑ることを利用すれば水深測れるかもしれません。
15号や18号など重いカゴをつけるとずれやすいので,2つ付けると良いと思います。釣れないなーと思っていたら,棚ボケしていたとか,結構あります。
PE対応の物を買ってもらえれば良いのですが,細いものを使うとその分結び目が小さくなるのでしもり玉のサイズに注意が必要です。↓下参照
しもり玉
小中大とありますが、PEラインの場合、ウキ止め糸も細くなるので、小サイズでないとウキ止め貫通することがあるので注意です。キハダマグロ狙いで100lbのラインを使っていたときは大サイズが活躍しましたね。使うラインの太さによって使い分けます。
からまん棒
ウキとハリスが絡まないようにするためのストッパー。カゴとウキの間隔を,ウキの長さ以上とると良いです。
ウキ&スイベル
浮けば良いです。12号のカゴに12号のウキとかだと浮力ギリギリで見えないことがあるので注意です。カゴの号数+2〜3あれば浮くでしょう。
スイベルは下記のようなやつです。これを使うことで,ウキがスムーズに動くようになりますし,糸を切らずにウキの入れ替えが簡単にできるようになります。
忘れがちなので注意ですね。(実際に自分が忘れた)
カゴ/天秤
カゴについては下記の記事で特徴含め詳しく書きました→
カゴは15号中心ですが,疲れた時は軽くしたくなります。
カゴにはいろいろなタイプがあり、中に発泡スチロールが入っていたり、少し高いですがロックをかけておいて、狙った水深で一気に開くものなんかもあります(上の写真の一番右のやつとか)。離島や水深の深い堤防だと使っている人が多いイメージです。
ステンレスのロックするタイプのやつは高いです。↓
(初めて買うのであれば、普通の1000円前後のカゴで良いです!)
上記のリンクのやつは2700円〜3500円位で、比較的安くて気になっています。Amazonの評価もかなり良いようで。自分は使ったことないので、使用感ぜひコメント欄まで!
ただ最近はドバッと出るよりもポロポロ出る方がマダイ釣れる気がしてきました。良いカゴを探し中。
追記:2020/07/02
パラパラ撒きカゴ探していたらちょうど見つけました(楽天の半分くらいの値段なのでAmazonの方が良いと思います)
買ってからまだ使えていないのですが,これでよい魚を釣りたいところです。餌の撒きすぎって時合いが終わるのを早めるのではないかと,以前Twitterで八丈島の方に教わりました。パラパラ撒きだとすぐにお腹いっぱいにならないので,活性あがることもあるんじゃないかなーと妄想しています。餌を多く撒く=針にかかる確率は下がるですからね。撒き過ぎも考えもの。
釣れたらまた追記します。
天秤については下記記事を御覧ください→
ハリス
よく4号使ってます。あまり細いと傷が入るとすぐハリス切らなきゃいけないのが面倒だからです。でも細い方が釣れるというの実際あると思います。この辺はトレードオフです。釣れない時は2,3号を使うこともあります。
長さは真鯛釣りたくて2ヒロくらいとってました。5.3mで抜き上げできるギリギリの長さですね。(個人差があります)
ハリ
でも真鯛10号かなりデカいので,釣れない時は針のサイズを下げましょう。
針の色は金を選んでますが、特に強い理由はなく好みです。夜行カラーがよいとかあるんですかね??
ネットで見ていて気になったのはこの赤夜行カラーです。これは釣れそうな色!
その他
夜釣りにはルミコ!光釣法の真偽はまだ分かりませんが、ハリスがどこにあるか見易くて良かったです。ルミコつけてシマアジも釣れたので、これからも夜釣りでは使います。メジナとかはつけない方が良いかもしれませんね
ここに書いたタックルはやや高めですが、もっと安いタックルでも楽しめます。
上に書いたように,自分もずっとロッド1万ちょっとのリール5000円で総額2万以下のタックルでやってました。全然成立します。ちょっと使いづらかったり,まともに手入れしないズボラな自分だと壊れるのが早かったりする弱点はあります。はじめは竿もリールもカゴもウキも安いので構いません。
3mくらいのルアー竿や投げ竿でもできないことはありません。夏の青物で表層直下とかならショアジギロッドでやっている人も知ってます。飛距離出すのが難しいのと、ハリスを長く取れませんけどね。投げ竿なら普通に成立すると思います。
まあ...
とにかく始めてみて欲しい!
もし自分が初心者でタックルを揃えるなら...
では最後に,自分がまだ離島用カゴ釣りタックルを持っていなかったら何を選ぶかを話します。あくまで「自分だったら」という話です。
ロッド: 約1万
ダイワの磯竿は信頼できます!初心者におすすめはダイワのリバティクラブ磯風です!これは間違いない!
ダイワの入門ロッドであるリバティクラブ磯風は安くてデザインかっこ良いんですよね。長さは5m30cmと4m50cmがあります。重さが100gくらい違うので,体力にあまり自信のない方は,4m50cmを選んだ方がいろいろ楽でしょう。長い竿って,思った以上に疲れます。
あとは初心者の方に向けてですが,磯竿は折れる!
Amazonの評価見てると折れました報告たくさんありますが,構造上どうしても折れやすいのです。僕のホリデー磯も2回折ってます。使用時もそうですが,特に持ち運ぶ際,気を遣いましょう。先端だけとかなら,釣具屋さんに相談すれば,直してくれると思います。
リール:約4000円
安い価格帯のスピニングはダイワのほうが信用できると思っています。おすすめはダイワのワールドスピンです。
4000円の最安クラスのリールですが自分が初心者の時カゴ用に買ったリールであり,細かいこと気にしなければ結構使えました。というのもカゴ釣りはルアーなどと違い,頻繁に巻き取る釣りではありません。なので多少ハンドルがガタついていようが巻ければOKという考えもできます。
そしてワールドスピン4000はナイロン6号が150mついているのですが,これはPE3号が280mくらい巻けるということです。私はPE信者なのでこう言います。「ぜひPE3号300m買って巻き替えましょう!」上で紹介したduelのハードコアならAmazonで2000円切ってました。安いのに長く使えるのでオススメです。
ここまでで1万6000円くらい。あとは15号ウキ1000円,12号のカゴ1000円,スイベル・ウキ止め糸・からまん棒・しもり玉で1000円,ハリスとハリで1000円
これで全部で2万くらい!入門タックル一式揃って2万なら結構安くないですか!
あと勉強しなければいけないこととして
・ウキ止め糸の結び方
・ハリスとハリの結び方(管付ハリを使えば普通のユニノットでOK)
・長い竿での投げ方
(投げるときのタラシはきちんととりましょう!自分は初めてカゴ釣りした時,タラシが短すぎて指を怪我しそうになりました。上で述べたように指への対策は考えた方が良いです。)
でしょうかね。あとは経験あるのみ!
離島でやるカゴ釣りは、色んな魚が掛かるから楽しいですよ!手軽に大物が狙える釣りなので,是非やってみてください!